例)体重70 kgで週3回筋トレ:70×1.6 g ≒ 110 g/日
* 1回あたり20〜40 g(体格・目標による)を目安に3〜4回に分割 * 起床後・トレーニング後は特に吸収効率が高い“ゴールデンタイム” * 就寝前のカゼイン系たんぱくは夜間の筋分解を抑制
食事は続けてこそ意味があります。動物性・植物性の特徴を理解し、外食やコンビニでも使える“高たんぱくチョイス”を武器にしましょう。
**動物性(肉・魚・卵・乳)** * 必須アミノ酸バランス◎ * 吸収が速く筋合成を促進 * 脂質・コレステロールの摂り過ぎに注意
植物性(豆類・大豆加工品・ナッツ)
食物繊維・フィトケミカルが豊富
低脂質・低カロリーで量を稼げる
リジンなど一部アミノ酸が不足しがち → 多様な食材を組み合わせる
* 鶏むねサラダチキン+ゆで卵 * ギリシャヨーグルト+無塩ナッツ * 刺身盛り合わせ(醤油は控えめに) * 牛赤身ステーキ定食(ご飯は半分) * 豆腐チョップドサラダ+グリルチキン
1. 食事で不足した分を“補う”位置付け 2. ホエイ:吸収速く運動後向け/カゼイン:ゆっくり吸収で就寝前向け 3. 人工甘味料の過剰摂取を避け、甘味控えめ・無添加タイプを選ぶ
理論を具体的な「1日のスケジュール」に落とし込むと実践しやすくなります。以下は体重75 kg・週3回筋トレを行う人の例です。生活リズムに合わせてアレンジしてみてください。
朝(07:30)
ホエイプロテイン30 g+バナナ1本
昼(12:30)
雑穀ご飯150 g/鮭のグリル150 g/ほうれん草おひたし/味噌汁
間食(16:00)
ギリシャヨーグルト100 g+ブルーベリー
トレーニング後(18:00)
ホエイプロテイン25 g
夕(20:00)
鶏むね肉200 gのソテー/温野菜サラダ/アボカド半分
就寝前(23:00)
カゼインプロテイン20 g or 無調整豆乳200 ml
→ 合計たんぱく質:約150 g(体重75 kgの場合、約2 g/㎏)
ダイエットの本質は「減らす」より「守る」――筋肉を守り、代謝を守り、満足感を守る。そのカギを握るのがたんぱく質です。今日から“質”にこだわった食事で、リバウンド知らずの理想体型を手に入れましょう。