冬は“太りやすい季節”って本当?寒い時期に太らないための完全ガイド
'25.11.19なぜ冬は太りやすいのか?その科学的理由
冬は体重が増えやすい季節です。その理由は「寒いから太る」という単純なものではなく、いくつもの科学的要因が重なって起きています。
寒さで活動量(NEAT)が下がる
冬は外出が減り、歩く・立つ・階段を使うなどの日常的な消費カロリー(NEAT)が大きく低下します。これだけで1日150〜300kcalほど消費が落ちることもあり、冬太りの主因になります。
日照不足でセロトニン低下 → 食欲増加
冬は日照時間が短くなり、セロトニンが減少します。セロトニンが低下すると幸福感が下がり、炭水化物や甘いものへの欲求が増し、食欲が暴走しやすくなります。
冬は睡眠の質が下がりやすい
寒い房温では体が緊張状態になるため、眠りが浅くなります。また、寒さで夜間トイレが増えることも睡眠の質を下げる原因です。睡眠が乱れると食欲を増やすホルモン(グレリン)が増え、太りやすくなります。
イベント食(忘年会・正月)で摂取カロリーが増える
冬は忘年会、クリスマス、お正月と、高カロリーな食事が続きます。短期間でも摂取カロリーが積み重なることで、体重が増えやすくなります。
実は「寒いほど痩せやすい」という側面もある?
一見太りやすく見える冬ですが、実は“痩せやすさ”も存在します。
褐色脂肪細胞の活性化とは
寒さを感じると、体を温めるために褐色脂肪細胞が働き、脂肪を燃やして熱を生み出します。この働きは寒い季節ほど活性化します。
寒さと基礎代謝の関係
寒冷環境では体温維持のためエネルギーが使われ、基礎代謝がやや上がることがあります。ただし、食べすぎてしまえばこの効果は簡単に消えてしまいます。
「寒いのに太る人」と「寒くても痩せる人」の違い
違いは生活習慣です。NEATが高く、食事が整っている人は冬でも痩せやすく、逆に活動量が低く夜に食べすぎる人は太りやすくなります。
冬でも太らない人が実践している生活習慣
朝の“光浴び”が冬太りを防ぐ理由
朝に5〜10分ほど光を浴びるとセロトニンが活性化し、夜の睡眠が整います。睡眠が整うことは食欲の安定にもつながります。
夜の炭水化物をコントロールする
冬は夜にカロリーを溜め込みやすいため、夕食の炭水化物量を少し減らすだけで体重増加を防ぎやすくなります。
温活(白湯・足湯)で過食を抑える
体が冷えたままだと食欲が暴走しやすいため、白湯や足湯で体温を上げることで無駄な食欲が落ち着きます。
とにかく1日の歩数を増やすのが最重要
最も効果が大きいのは日常動作(NEAT)の増加です。1日7,000〜8,000歩を目安に歩くだけで冬太りはほぼ防げます。
冬に太らないための食事ルール
鍋は“具多め・〆なし”が最強
鍋は野菜・たんぱく質が摂れる優秀な料理ですが、太る原因は「〆の雑炊・うどん」です。具をしっかり食べて〆を控えるだけで体重が安定します。
冬は“温かい汁物”で満腹感を作る
味噌汁・スープは体が温まり、満腹感が出やすいため食べすぎ防止に役立ちます。
甘い飲み物・カフェラテ類で太りやすい理由
冬は温かい甘い飲み物を摂りがちですが、砂糖や乳脂肪でカロリーが高く太りやすくなります。「飲むスイーツ」と考えて注意が必要です。
夜遅くに温かい飲み物を飲みすぎない
冬はつい温かいお茶やスープを飲みすぎてしまい、夜間のトイレが増えて睡眠が悪化します。結果的に食欲が乱れやすくなります。
冬の睡眠を整えると太りにくくなる理由
寒い寝室で眠りが浅くなるメカニズム
寒すぎると体温維持のために交感神経が優位になり、深い睡眠に入りにくくなります。寝室は18〜21℃に保つのが理想です。
最適な寝室温度と湿度とは?
寝室は18〜21℃、湿度40〜60%が最適です。加湿をすると喉の乾燥や咳による睡眠中断も防げます。
入浴・足湯の正しい取り入れ方
入浴は寝る90分前が理想的です。足湯も同様で、末端を温めることで深部体温が自然に下がり、入眠がスムーズになります。
今日からできる!冬太りを防ぐ1日のルーティン
朝
・起きたらカーテンを開けて光を浴びる ・白湯を飲んで体を温める ・短い散歩または家の中で軽いストレッチ
昼
・歩数を増やすことを意識 ・昼食は汁物をつけて満腹感アップ ・外に出て太陽光を浴びる
夜
・夕食は炭水化物を控えめに ・温かい飲み物の摂りすぎに注意 ・入浴や足湯で体を温めてから就寝
週末の過ごし方
・散歩や買い物でNEATを増やす ・鍋を楽しむ場合は〆を控えめに ・睡眠のリズムを崩さないようにする
まとめ|冬太りは“知識”で防げる季節
冬は太りやすい条件がそろっていますが、対策を知れば十分に防げます。活動量を確保し、食事と睡眠を整えることで、冬でも体重は安定します。小さな習慣を積み重ねて、寒い季節を健康的に乗り切りましょう。
